【コラム】工藤貴宏のジドウシャ・ジャーナリスト日記 ~2018年2月~

2018.03.29
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こんにちは、モータージャーナリストの工藤貴宏です。

花粉症の調子はいかがですか? このところ毎日が忙しくて、毎日がバタバタ。だから猫の手も借りたいところだけど、よく考えたら猫アレルギー(猫のいる部屋ではくしゃみが止まらなくなる)なので猫は飼えそうにありません。でもドラえもんなら大丈夫かなあ……。なんて現実逃避している場合じゃありませんね。さあ、バリバリと原稿を書かないと。それでは2月の「ジドウシャ・ジャーナリスト日記」です。



北海道の雪道から懐かしの碓氷峠まで行ったり来たり

【2月3日】 北海道の雪上で三菱試乗会

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まだまだ冬の試乗会が続く2月。1月末から滞在し続けた北海道で、発売されたばかり(試乗時はまだ発売していなかった)の新型車、エクリプス クロスをさっそく雪の上で試乗。4輪をしっかりグリップさせて安定した走りをするのはもちろん、ドライビングスキルさえあれば、コーナリングではアクセルオンに加えてアクセルオフでもきっかけをつくってドリフトできるハンドリングが楽しいのなんの。

これこそランエボで培われた4WD技術が生かされたクルマ作りだなと実感。大人の事情でここには書けない、あんなクルマやこんなクルマも楽しすぎて笑いが止まない試乗会だった。


【2月6日】 URUS発表会

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ランボルギーニ初の、というかスーパーカー初のSUVがついに日本でも販売開始。ランボルギーニ史上もっとも実用的なクルマは、存在感の強さに圧倒された。どうやら世界的に売れまくりで、「ランボルギーニが欲しかったけど道路事情が悪いから買えなかった」とか「毎日気軽に乗れるランボルギーニが欲しかった」とか「ファミリーカーもランボルギーニがいい」なんていうひとが一斉に買っているのだとか。

気持ちはわからなくもないけど、僕なら「ウラカン」と「レンジローバー」の2台体制のほうがいいかなあ。それにしてもホイールの巨大さには言葉が出ません。タイヤ代とかは考えちゃダメ(笑)。


【2月8日】 某所で某車を取材
まだ発売前の某車を秘密の場所で取材。東京から1時間ほどの場所なのに雪がたくさん降ってきてびっくり。



【2月13日】 おもいやりライト取材
日産の研究施設で2020年から日本でも義務化されるオートライトの取材。暗くなったら自動でヘッドライトが点灯する機能が付くだけかと思っていたら、想像以上に内容が深かった。ところでヘッドライトは、前方を明るく照らすだけではなくて、自車の存在を周囲に知らせることで事故を減らす意味もあるんですよ。


【3月14日】 AUDIサービスコンテスト取材

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日帰りで大阪に行き、アウディのサービス部門のコンテストを取材。エンジン始動ができないクルマ(課題なので一般的なトラブルではない原因を設けてある)のトラブルを解決したりとか、ディーラーメカニックが真剣に取り組む姿に見とれてしまった。大阪への移動は新幹線ではなく飛行機を利用。伊丹空港を使ったのは保育園のとき以来なんと37年ぶり! でも懐かしさとかはぜんぜんなかった(記憶に残ってないので)。


【2月某日】 セレナe-POWERにサーキットで試乗
「公道外でセレナe-POWERの実力を試してみてほしい」ということで、ミニサーキットを舞台に発売前のセレナe-POWERを試乗。車内は静か、加速はスムーズ、アクセルを戻すとブレーキがかかるeペダルのフィーリングも良好と、かなりの好感触。これは売れそう。


【2月17-18日】 アウディでスバルのイベントへ

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スバルが冬のスキー場を舞台に開催して大好評の「ゲレンデタクシー」を取材しに苗場へ。順番待ちの大行列ができるほどの人気に、改めて驚いた。この日は大雪で、ゲレンデも“走るには過酷”な路面状況だったけど、だからこそお客さんには「クルマって凄い」と驚いてもらえたはず。こうして来場者みんなをニコニコにしてくれるイベントはずっと続けてほしいね。

苗場まではアウディQ7で出かけてみたところ、雪道でスポーツモードにしたときの攻めた挙動に驚き。スタビリティコントロールをオフにしなくても曲がっているときにアクセルを踏み込めばテールスライドするし、スタビリティコントロールを切ればアクセルでドリフトを自由自在に操れる。こんな巨体なのに軽快な身のこなしはさすがだね。そして帰り道の険しく真っ暗な三国峠は、吹雪がすごくて遭難するかと思った。もし遭難したら雪女に会えたかな……。


【2月19日】 フリードModulo Xで碓氷峠までドライブ

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ホンダの最新カーナビを取材するために碓氷峠までドライブ。昔はよくドリフトしに来たなあ……というのはここだけの内緒だけど(もう時効だから書いちゃった)絶好のドライブ日和で碓氷峠を堪能。フリードModulo Xのサスペンション、走りはけっこう楽しい。


【2月23~24日】 ノキアンタイヤ試乗会

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またまた旭川に渡って士別のテストコースに行き、ノキアンタイヤのスタッドレスタイヤに試乗。日本では知る人ぞ知るブランドだけど、実は年間1500万本もタイヤを生産しているフィンランドのメーカーなのです。この日の北海道北部は大雪。肝心のタイヤは……予想外の性能に驚いた。

……というわけで、2月もあっという間に過ぎ去りました。え、気が付けばもう4月!?
とりあえず毎年恒例のバンコクモーターショーに出かけてきます。ではコップンカー。


【工藤貴宏】
モータージャーナリスト、自動車ライター
自動車雑誌編集を経て、フリーランスのジャーナリストへ。新車紹介や試乗記事を中心に雑誌やWebに寄稿する。年間試乗台数は250台。「車は誰を幸せにするのか?」をテーマに独自の切り口でクルマを評価する。

text & photo by 工藤貴宏+Bucket


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