OEMって知ってますか?

2015.11.12

出典:http://www.mazda.co.jp/

 

 

自動車雑誌やWEB上でよく見かける「OEM」という言葉。

OEMって何?と思った方もいるのではないでしょうか。今回はそんなあなたにピッタリの問題です。解説も読んで、知って得しちゃいましょう。

 

 

3級 (第2回)

軽ワゴンとSUVを融合させた軽クロスオーバーである「スズキ ハスラー」。同車はマツダへOEM供給されていますが、その車名は何ですか?

①フレアクロスオーバー
②AZオフロード
③レビュー
④ハスラーワークス

 

 

では早速、正解と解説に入ります。

 

 

マツダのエンブレムがついているけど、生産しているのは・・・


OEM」とは、「Original equipment manufacturer」の略で、例えば、A社の製品をB社ブランド名として製造して、A社はB社へその製品を納入することをいいます。

スズキ ハスラー」のマツダへのOEMは、「マツダ フレアクロスオーバー」です。これはハスラーをベースに、車名を表すエンブレム(ハスラー → フレアクロスオーバー)や会社名を表わすエンブレム(スズキ → マツダ)を変更して、スズキで生産されたマツダブランドとしてマツダから販売されている車種です。

 

 

出典:http://www.suzuki.co.jp/

 

 

出典:http://www.suzuki.co.jp/

 

 

したがって、フレアクロスオーバーは、外観や内装、スペックはハスラーと同一であり、エンブレムを変更して別のブランドの別の車名として販売されている「OEM車」なのです。

 

出典:http://www.mazda.co.jp/

 

出典:http://www.mazda.co.jp/

 

 

では、どうしてこのような手法をとるのでしょうか?マツダは以前、軽自動車の製造から撤退しました。再び軽自動車市場へ参入するには、開発から生産設備を整えるまでに、巨額の資金とそれに関わる多数の人材が必要となるからです。

 

 

そこで、利益率は低いものの、軽自動車市場では大手のスズキに製造を委託してマツダから販売できる手法をとりました。そうすることによって、マツダは軽自動車をラインナップできるのです。スズキとマツダの軽自動車におけるOEM関係は、すでに20年以上続いています。

 

 

スズキはマツダのほかに、日産や三菱などへもOEM供給をしています。
また販売面においても、ディーラーでなじみの顧客がセカンドカーを求めた場合、OEMでも軽自動車をラインナップすることによって、顧客を他社へ流れにくくするというメリットがあります。

 

みなさんわかりましたか?正解は① フレアクロスオーバーでした。


続いて、正解以外の選択肢の解説も参考にご覧ください。

 

 

② AZオフロード

 

AZオフロード」は「スズキ ジムニー」をベースとしたOEM車です。
1998年、現行ジムニー登場と同時にマツダへOEM供給が始まりました。ジムニーは現在も販売されていますが、AZオフロードは現在販売されていません。

出典:http://vse-4×4.ru/

 

③ レビュー


マツダの販売5チャンネル時代(マツダ、アンフィニ、ユーノス、オートザム、オートラマ)から、オートザムブランドの車種「オートザム レビュー」。後にオートザムブランド廃止に伴い、「マツダ レビュー」へ変更されました。

 

マツダ自社開発車両ですので、OEM車ではありません。

 

 

出典:https://ja.wikipedia.org/

 

 

④ ハスラーワークス

 

架空の車名なので不正解!

 

 

ちなみに・・・


軽自動車ではスズキからOEM供給されているマツダ。実は、日産へOEM供給もしているのです。
現在、「マツダ プレマシー」は「日産 ラフェスタ ハイウェイスター」としてOEM供給しています。また、過去には「マツダ ボンゴバン」を「日産 バネットバン」としてOEM供給していました。

 

 

出典:http://www.mazda.co.jp/

 


このように、自動車メーカー同士ライバル関係ではありますが、お互いの不足分を助け合い、持ちつ持たれつの良い関係を築いているのです。

 

 

出典:http://www2.nissan.co.jp/

 

 

 

 

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