【コラム】水村リア Leah's DRIVE ME CRAZYYYY!!! Vol.14 THE LAST RUN,THE LAST MAN

2018.12.05

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気がつけば今年ももう12月。ついこの間まで「もう間もなく開幕戦だ!」とウキウキする春が来たと思ったら、あっという間に冬になってしまいました。

国内モータースポーツもそれぞれ最終戦を迎え、メーカーのファン感謝イベントなどが多くなるオフシーズンに。もちろん、オフシーズンでもモータースポーツを楽しむ方法はたくさんありますが、やはりサーキットでのバトルが見られないのは寂しいですよね。

これで見納め!5年目最後の戦い。

わたしが今シーズンもオフィシャルステージMCを務めさせていただいたSUPER FORMULA(以降SF)も、少し早めの10月に最終戦を迎えました。

この最終戦は、SFのワンメイクシャシーである『SF14』にとって最後のレースでもあります。2014年からさまざまな戦いを見せてくれたSF14は、今年で5年目を迎え、来年からは新型シャシー『SF19』が導入される予定となっており、全チームがゼロからSF19とスタートをすることになります。

SF19はカッコイイし、早くレースをしている姿が見たい!と思う反面、わたしがMCを始めた年はSF14のデビューイヤーでもあったので、なんだか寂しい気持ちもいっぱいでした。

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2018年シーズンの最終戦は、鈴鹿サーキット。シリーズチャンピオンはまだ決まっておらず、ポイント僅差の大接戦という様相でその日を迎えました!

WTCRという世界ツーリングカー選手権も併催されたため、パドックやスタンドの雰囲気はインターナショナルで、金曜日から多くの観客がチャンピオンの行方を見守ります。

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金曜日は走行セッションを見に、わたしは最終戦もいつもの定位置へ行ってきました。鈴鹿サーキットの観覧車「レーシングホイール」は、コースと景色を一望できる自分だけの空間☆ 土日はいつも混んでしまうので、金曜日だとゆっくり楽しむことができるんです。

コースを近くで見たい!というときは、「逆バンク~ダンロップコーナー」がオススメ。ここもわたしがいつも行く観戦ポイントのひとつで、グランドスタンド側から比較的すぐに足を運ぶことができるし、ダンロップコーナーを上るマシンの『お尻』がとってもカッコイイんです。

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最終戦はレアなことがたくさん!

金曜日のサーキットは、レースウィークでは見られないチームの姿が見られるのが醍醐味ですが、「Team Le Mans」さんのピットでは、素敵なお祝いごとが行われていました。

今シーズン、途中参戦ながらも着実に速さをものにしてきたトム・ディルマン選手の結婚を、チームがサプライズでお祝いしたんです! 参戦数戦でこんなにチームに愛される外国人ドライバーも、あたたかいチームもなかなかないかも!

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レースウィーク中のオフィシャルステージは、最終戦についにチームのお父さん的存在である監督トークショーが開催されました。今シーズンは監督トークショーが開催されていなかったので、なかなかレアなステージに。

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登壇してくれたのはあの本山哲監督と、わたしが密かにお話を聞いてみたかった「carrozzeria Team KCMG」の土井隆二監督です。お二人ともF3に携わっていて、フォーミュラレースが大好き。お客さんが楽しんでくれるレースをしたい!という想いがシンクロしたステージになりました。あまりに盛り上がりすぎて、「合同チームを作ろう!」なんてお話にまで発展したのは、ステージを見てくださった皆さんだけの内緒のお話です(笑)。

THE LAST MAN

最終戦の重要なポールポジションの1ポイントを見事獲得したのは、チャンピオン争い真っただ中の16号車、山本尚貴選手でした。今シーズン恒例のステージ「ポールポジションドライバートークショー」に、今年2回登壇してくれたのは山本尚貴選手だけ。

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チャンピオン争いがかかる決勝前にもかかわらず、緊張したわたしのミスにも冷静に突っ込みを入れてくれた優しい山本選手。「自分が意外と冷静なのだと確認できました!」とおっしゃってくださいましたが、今思えば、あのときステージどころではなかったはず……。山本選手にエールを送りに駆けつけてくださったファンの皆さまも、本当にありがとうございました。

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決勝は、ファンの声援も受け取った山本選手がトップを守り抜き、SUPER FORMULA 2018シリーズの、そしてSF14最後のチャンピオンとなりました! 自身2回目のトップフォーミュラでのチャンピオン、そしてホンダにとって久しぶりのタイトル獲得となり、ホンダファンにとっても最高の一戦となったはずです。

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レースが終了したあとに開催されたチャンピオンドライバートークショーに、少し遅れて登場した山本選手。実は、レース後に体調を崩してしまっていたのです。それでも「ファンの皆さんのため」と、笑顔を見せにきてくれた山本選手は、まさにホンダのエースドライバーでした。このあと、山本選手はSUPER GTでもタイトルを獲得! 一体、山本選手はどこまでカッコよくなってしまうのでしょうか!?

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やり残したことはない?

わたしはSF14最後のチャンピオン誕生の瞬間も見届けることができましたが、みなさんはやり残したことや見逃したことなくシーズンを終えられたでしょうか?

実は「今年最後だから!」と理由をつけて、レースウィーク中、毎朝行っていたラジオ体操の相方でもあったクマ吉とルーキーちゃんを独り占め! そしてNAKAJIMA RACINGさんの顔はめパネルを堪能させていただきました(笑)

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今シーズンもたくさんのモータースポーツのカテゴリーに携わらせていただきましたが、特にSFではレースもイベントも好きなように楽しませてもらったような気がします。レースクイーンたちともステージができたし、さまざまなステージにも挑戦させてもらえたのもいい思い出です。

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来年はHALOがついて一層カッコよくなった新型マシン「SF19」のデビューイヤーとなります。監督トークショーで両監督がおっしゃっていた通り、「全チームがゼロからスタート」の年になるため、さらにおもしろい展開が待っていそうです。

オフシーズンとはいえ、12月に早速あるルーキーテストからすでに来年の風を感じることができそうなSUPER FORMULA。ドライバーラインナップも今から気になってしまいますが、来年の春に、今年よりもドキドキしている自分を今から想像しています!

【水村リア】
レースクイーン、モデル、MC。ロサンゼルスでモデルやダンサーで活動後、2011年にレースクイーンデビュー。現在はSUPER FORMULAオフィシャルステージのMCを務めるなど、モータースポーツの場を中心にMCを行っている他、ライターとしても活動の場を広げている。2017年からはN-ONE OWNER’S CUPにレーシングドライバーとして参戦。
ブログ:https://ameblo.jp/xxleahmizumuraxx/
Twitter:https://twitter.com/xxleah0316xx
Instagram:https://www.instagram.com/leah_mizumura/

text by 水村リア edit by 木谷宗義

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