【新車情報 番外編】ゲームから飛び出したドリームカーが目の前に!「Audi e-tron Vision Gran Turismo NIGHT IN TOKYO」

2018.08.24

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世界でもっとも有名なレーシングゲーム「グランツーリスモ」シリーズの最新作である「グランツーリスモSPORT」。登場する車種は旧車から最新のスーパーカーまでさまざまですが、それらの他にグランツーリスモの制作チームと自動車メーカーが共同で創った「ビジョン・グランツーリスモ」というクルマが登場します。これは、ゲームのためだけに創られたドリームカー。どれもがメーカーとグランツーリスモが思い描く“未来の自動車像”を具現化したもので、未知あるいは理論上の技術で創られているものもあります。

ドイツの自動車メーカー「アウディ」も、自慢の全輪駆動技術「クアトロ」とEVシステム「e-tron」を組み合わせた近未来のレーシングカー「アウディ e-tron ビジョン・グランツーリスモ」をグランツーリスモSPORTに登場させました。そして、なんとこのドリームカーを現実世界に持ってきてしまったのです! そして8月8日(水)、東京・ベルサール秋葉原で行われた完全招待制イベント「Audi e-tron Vision Gran Turismo NIGHT IN TOKYO」で実車がお披露目されました。

01イベントの始まりには「アウディ e-tron ビジョン・グランツーリスモ」が実走で登場!

02SUPER GTで活躍しているブノワ・トレルイエ選手がマシンから降りると歓声が上がった

 今でもクルマ作りを楽しんでいますか?

イベント冒頭に、アウディ ジャパン マーケティング本部長 シルケ・ミクシェ氏、アウディ ドライビングエクスペリエンス/モータースポーツマーケティング統括 クラウス・デメル氏、そしてグランツーリスモ・シリーズプロデューサーのポリフォニー・デジタルの山内一典代表取締役プレジデントが登壇。山内氏とデメル氏は、トークショーの中で「ビジョン・グランツーリスモ」誕生の背景を語りました。

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「このビジョン・グランツーリスモは、世界中の自動車メーカーに『今でもクルマ作りを楽しんでいますか?』という問いかけもあった。アウディはこのプロジェクトを楽しんでもらっていた。問いかけに『楽しんでるよ』と返ってきた」(山内氏)

「せっかくデザインしたのだから、実車を作ろうと思った。アウディの未来は電気自動車にあるので、実車からその未来を伝えていければ」(デメル氏)

04こちらは「グランツーリスモSPORT」内のアウディ「 e-tron ビジョン・グランツーリスモ」

制作するにあたって、山内氏から「デザインは変えないでほしい」と、通常のマシン開発とは逆のオーダーがあって苦労したとデメル氏。「アウディのエンジニアたちの『何がなんでも創ってやる』という熱意でいいクルマができた」と笑顔で語りました。メカニズムについては、「フロントアクスルとステアリングはDTMのマシンと共通で、モーターはアウディが今後発売する未来の市販車のものを流用している」とのこと。

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事前にサーキットでテスト走行した山内氏は「パーフェクトなレーシングカーだ。電気自動車なのでとても静かでドライビングに集中できる。新しいレーシングの世界だと感じた」と語りました。

日本人女性で初めて同乗したのは篠田麻里子さん!

また、冒頭でアウディ e-tron ビジョン・グランツーリスモに乗って登場したブノワ・トレルイエ選手と、女優の篠田麻里子さんを交えたトークショーも開催されました。ブノワ選手は、8月5日(日)に行われた「SUPER GT 富士500マイル」でデモ走行を行っており、そのナビシートに乗っていたのが篠田麻里子さんだったのです。篠田麻里子さんは、このドリームカーに乗った初めての日本人女性になったのだとか。
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「アウディ e-tron ビジョン・グランツーリスモはパワーがあって、コーナーもすごく速い。かっこいいしセクシーなデザインで、ハンドリングもしやすくて、とてもいい走りができるクルマです」とブノワ選手。2年前に自動車免許取得したばかりの篠田麻里子さんは「ゲームの世界のものが現実になって、乗ることができるなんて夢のようでした」と、試乗時の映像を見ながら振り返りました。

07富士スピードウェイでのデモランの様子(撮影:松永和浩)

08ブノワ・トレルイエ選手と篠田麻里子さん(撮影:松永和浩)

 現役SUPER GTドライバーと350km/hオーバーでのバトル!

 イベント後半には、「グランツーリスモSPORT」のトップドライバーたちとSUPER GT GT300で「Audi R8 LMS」を駆る富田竜一郎選手との本気バトルが行われました。

09レース前には持っている蛍光バンドの色で勝者を予想。当選したファンにはグッズがプレゼントされた

マシンはもちろん「Audi e-tron Vision Granturismo」のワンメイク。合計815馬力のモーターによる強烈な加速と速いコーナリングスピードで、戦いの舞台となった「TOKYO EXPRESSWAY」(東京・首都高速環状線(C1)がモチーフのコース)で火花を散らすバトルを繰り広げ、イベントは幕を下ろしました。


11見事優勝を飾った冨林選手。普段もアウディのマシンで「グランツーリスモ」のレースを戦っている、いわばバーチャルの「アウディワークスドライバー」である

 ゲームの世界とリアルを見事につなげた「グランツーリスモ」は、クルマ業界にとって素晴らしい刺激になっています。これからも業界が驚くようなコンテンツを期待したいですね!

text & photo by クリハラジュン edit by 木谷宗義

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