【コラム】工藤貴宏のジドウシャ・ジャーナリスト日記 ~2018年4月~

2018.05.21
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3月末のバンコクモーターショーに続いて4月の北京モーターショーに行き、この日記はドイツへ飛び立つために成田空港へ向かう電車の中で書いています。海外に出かけるのは年に数回なのですが、このところ続いていてボクにとっては珍しいパターンですね。

ところで、アウディR8が4台並んでいるタイトル写真はアウディジャパンの駐車場で撮影したもの。なかなか見られない光景に、思わずパチリしてしまいました。どの色を買おうか迷うなあ……。

【4月1日~3日】 イヴォーク&Fタイプ

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バンコクから戻り、イヴォーク・コンバーチブルに新たに加わったディーゼルエンジンと、ずっと乗ってみたかったジャガーFタイプの2.0Lターボエンジンに試乗。ぜんぜん違う2台だけど、どちらもクルマ好きを満足させる魅力を持っているのはさすが。それにしても、ジャガーのリアルスポーツモデルが2.0L 4気筒エンジンを積む時代になるとはね。

【4月4日】XC40試乗会

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走り始めてすぐに驚いた。ステアリングフィールがあまりに爽快で気持ち良すぎなんだから、ホントに。最近のボルボの運転フィーリングは乗るたびによくなっているよね。あの直進安定性はいいけど運転がまったく楽しくなかったボルボは、どこに行ってしまったというのだろうか?
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この鮮やかな内装も素晴らしい。せっかくカジュアルなエクステリアデザインなんだから、インテリアもこのくらい遊ばないと。

【4月6日】SUV撮影その1 都内の公園にてロケ

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僕がフリーランスとして駆け出したころからだから、もう15年近かくメイン媒体として参加させてもらっている「モーターファン別冊」のSUV特集で最新SUVをチェック。何台かクルマを集めたときに面白いのは、ボディカラーの色彩。アウディの赤と三菱の赤、同じ赤でもこんなに違うんだから。

【4月8日】アウトドアデイジャパン

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これまた長い付き合いのオッキー(元ガルヴィ編集長の沖田さん)が事務局長をしている、日本最大のアウトドアイベント「アウトドアデイジャパン」へふらっと遊びに。いくつかの自動車メーカーやインポーターが会場内でクルマを走らせていて、単に走らせるだけでなく非日常的な走りを同乗体験できるのがこのイベントのいいところ。クルマ離れが叫ばれる昨今、こうやって“実際の体験”でクルマを楽しんでもらえる機会はとっても大切だと思う。イベントの様子はGAZOO にて。

【4月9日】SUV撮影その2 最新コンパクトSUVをチェック

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引き続き、モーターファン別冊のSUV特集号の撮影。この日はアウディQ2、ボルボXC40、そしてジャガーEペイスと最新のコンパクトSUVをじっくり撮影。それぞれキャラが立っているのがいいよね。どれも個性的で魅力的すぎる。

【4月10日】SUV撮影その3 横浜周辺でロケ

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昨日の3台にミニクロスオーバー、ジープ・コンパスも加えて横浜で撮影。このクラスは個性での勝負に入っているのを実感。2台増えたら、イチオシを選ぶのは一気に2倍悩ましくなった気がする。

【4月14日】モータースポーツジャパン

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世界でもっとも東京に近い場所で開催するモータースポーツイベント、「モータースポーツジャパン」のお手伝い。レーシングカーやラリー車やドリフトマシンが気持ちよさそうに走るコースの脇で、僕が所属する「日本自動車ジャーナリスト協会」が主催する安全運転教室のスタッフとして参加した。クルマは使い方を間違えると「走る凶器」になることもあるから、安全に使うための知識を広めていかないとね。

【4月18日】ボルボ サービス取材

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ボルボ販売店のサービススタッフを対処とした、技能コンテストの様子を取材。ひとつのチームが受け付け対応と車両トラブル対応にわかれて競技を行い、その評価でランク付けされるのだ。トラブル対応はパソコンとのにらめっこが続いていて、今どきの車両トラブル対応のやり方はコンピューターを使った診断で原因を探っていくことを改めて実感した。上位入賞者は、スウェーデンで行われる世界大会に招待されるとのこと。

【4月20日】ジャガーEペイス 試乗会

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いまや世界的に大ブレイクしているコンパクトクロスオーバーSUVのニューフェイス。そんなEペイスの試乗会に参加。顔つきからしてスポーツカーの「Fタイプ」を意識した個性を与えられているのがわかる。見た目だけでなく走りもとびきりスポーティな「ベイビージャガー」を日常の足にしたら、楽しい毎日になるだろうなあ。

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そして、ジャガーXFに追加されたワゴンにも試乗。この美しいスタイリングに触れると、惚れてまうやろー!

【4月23日】特別なボルボV90クロスカントリー

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日本ではわずか15台しか販売しないボルボV90クロスカントリーの特別仕様車「オーシャンレースエディション」を取材。明るいインテリアの雰囲気は大いにアリだ。クルマの詳細は「&GP」のレポートを見てもらうとして、一番気に入ったのは荷室のフロア。木目になっていてとっても優雅な雰囲気。これいいね。写真を撮り忘れたので、広報写真で……。

 【4月24-26日】北京モーターショー

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7年ぶりに北京へ行って、世界最大規模を誇る北京モーターショーの取材。ひとむかし前の「コピー車」はほとんどなく(完全コピーじゃないけど「なんか見たことあるようなクルマだな」というのはまだけっこうある)、それよりもEV祭りだったことに衝撃を受けた。ただ、来場者の様子を見ているとEVは建前論的な人気で、会場で人気ナンバー1は「マクラーレン・セナ」だったように見えた。その気持ちはよくわかるし、結局そうなんだよね。

……さて、これから向かうドイツでの目的地はスポーツカーの聖地「ニュルブルクリンク」。ニュルはいままでずっと行ってみたいと思っていた、今回初めて訪れる場所。飛行機の中は興奮で寝られないかも。だって遠足の前の晩の小学生の気分だから。

【工藤貴宏】
モータージャーナリスト、自動車ライター
自動車雑誌編集を経て、フリーランスのジャーナリストへ。新車紹介や試乗記事を中心に雑誌やWebに寄稿する。年間試乗台数は250台。「車は誰を幸せにするのか?」をテーマに独自の切り口でクルマを評価する。

text & photo by 工藤貴宏、edit by 木谷宗義

▼工藤貴宏の記事
http://kurutopi.jp/tag/工藤貴宏



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