【モータースポーツ】昨年のリベンジへと闘志を燃やす「NISMO」のモータースポーツ活動計画発表会

2018.03.15
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2018年のモータースポーツシーズンが、間もなく幕を開けようとしています。それに先駆けて各チームは、続々の参戦体制を発表。2月24日(日)には、日産のモータースポーツ部門を束ねるNISMOの「モータースポーツ活動計画発表会」が、日産自動車グローバルギャラリー本社(神奈川県・横浜市にて、行われました。



スーパーGTに今年はフォーミュラEも!?

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「GT500クラスは昨年、序盤に戦闘力不足で苦しみましたが、全車をあげて奮闘し、最終戦で23号車がポール・トゥ・ウィンを飾りました。今年は体制が大きく代わり、GT300で頑張っていたB-MAXがGT500クラスに参戦します。また、チームインパルをサポートするカルソニックカンセイが、今年創業70周年を迎えたのでがんばって欲しい」

NISMO代表取締役CEO 片岡隆夫氏挨拶で発表会はスタート。スーパーGT2018年シーズンを戦うマシンと各チームの体制が発表されました。

<GT500クラス>
・#23 MOTUL AUTCH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)
・#3 CRAFT SPORTS MOTUL GT-R(本山哲/千代勝正)
・#12 CALSONIC IMPUL GT-R (佐々木大樹/ヤン・マーデンボロー)
・#24 FORUM ENGINEERING GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/高星明誠)

<GT300クラス>
・#11 GAINER TANAX GT-R(平中克幸/安田裕信)
・#10 GAINER TANAX triple a GT-R(星野一樹/吉田広樹)
「DJION Racing」と「TOMEI SPORTS」も前年に引き続き参戦します。

nismo_rctl18_03 マシンバランスの引き上げと信頼性向上を図った2018年仕様のGT-R NISMO GT500

「GT3では、開発を進めていたNISSAN GT-R NISMO GT3の供給を開始し、GT300クラスではGAINAERから2台のマシンを、そしてブランパンGTシリーズアジアでは、KCMGから2台がエントリーします。またGT300クラスとスーパー耐久に2015年型のGT-Rを引き続き参戦してまいります。特にKONDO RACINGでは、日産大学校の授業の一環として、学生が車両のメンテナンスを手伝っています」(片岡氏)

nismo_rctl18_04 激化するFIA-GT3クラスのバトルに勝ち抜くために開発された2018年仕様の GT-R NISMO GT3″エボルーションモデル”

スーパー耐久も同様に「ENDLESS SPORTS」、「KONDO RACING」、「GTNET MOTOR SPORTS」が、GT-R GT3で最上級クラス「ST-Xクラス」に参戦。「OKABEJIDOSHA MOTOR SPORT」がZ34型フェアレディZで「ST-3クラス」に参戦すると発表されました。

nismo_rctl18_05 ステージの周りには、往年のグループCカー「R92CP」や2015年仕様の「MOTUL NISMO GT-R」、日産量産車の「NISMO」モデルが展示されていた

また今回の発表会では、2018年末から開幕される電気フォーミュラカーレース「フォーミュラE」の2018/19シーズンに参戦予定であること、アメリカで行われている耐久レースシリーズ「ウェザーテック・スポーツカー選手権(IMSA)」、「世界耐久選手権(WEC)」のカスタマーチームへのエンジン供給を行うことも発表。市販のGT-Rやマーチなどに設定されあ「NISMO」モデルのオーナー対象のドライビングアカデミーも開催するそうです。



スーパーGTのチームの監督が意気込みを語る

nismo_rctl18_06 (左から)田中総監督、長谷見監督、星野監督、近藤監督

●田中利和 NISMO総監督
今年は競争力を上げたクルマを個性豊かな4チームで戦っていきます。4チームそれぞれにチャンピオンの権利はあります。今シーズン・最終戦で、日産車同士でのチャンピオン争いをぜひ実現したいと思いますので、熱い応援をよろしくお願いします。

●星野一義 #12 IMPUL監督
昨年のことは思い出したくない。昨シーズンは、「仏の星野」だったけど、優しいとダメ。今年は「暴れる星野」で思いっきりやります!

●長谷見昌弘 #3 NDDP監督
(久々のGT500復帰について)昨シーズンまで若手ドライバーの育成プログラムを任されていて、GT300のマシンは量産車ベースだったので、バランスが悪くドライバーに無茶をさせられなかった。けれどGT500マシンはバランスがいいので、「行け!」と強くドライバーに言えます。

●近藤真彦 #24 KONDO RACING監督
今年は、とにかく1勝してチャンピオン争いに戻っていきたいと思います。(2018仕様マシンは)テストでも調子が良かったので期待しています。他メーカーに負けないようにがんばります。

●藤井一三 #10,#11 GAINER 監督
昨年までと大きく体勢を変え、2台体制となりました。どちらの車両が優勝しても構いません。チャンピオンを目指します。

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4月8日(日)より始まるスーパーGT。NISMOはもちろん、各チームともチャンピオンを目指してマシンやチームを強化しています。そんな中で、NISMOはどんな活躍を見せてくれるのでしょうか。スーパー耐久やブランパンGT 、フォーミュラEなども含めて、NISMOの動向には目が離せません!

text & photo by クリハラジュン edit by 木谷宗義+Bucket

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