【車イベント】Tour de Arita ~ヴィンテージカーが陶器の街を走るラリーイベント~

2017.12.25
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日本各地ではさまざまなラリーイベントが開催されていますが、ヴィンテージカーが元気よく走り回るものは非常にめずらしく、日ごと街ではなかなか目にすることのない車種も多く見ることができます。

今回、紹介する「Tour de Arita(以下ツール・ド・アリタ)」も、往年のヴィンテージカーが見られるイベントです。イベント名にもあるように、佐賀県の有田市を中心としたラリーということで、焼き物の里を走るたいへん趣のあるイベントになっています。

昨年、有田焼が400周年を迎えたことでさらに盛り上がりをみせるツール・ド・アリタ、2017年も2日間にわたり開催されましたので、その様子を写真でレポートします。



1日目は有田~伊万里エリアを駆け巡る

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初日となった11月18日(土)、スタートは有田焼のテーマパークともいえる“有田ポーセリンパーク”から。ここに並ぶクルマは、新旧ロータスやシムカ・スポーツバルケッタなど、この日のためにコンディションを整えてきたものばかりです。両日参加だけでなく、2日目のみ参加するオーナーもいるとのことで、この日は少なめの30台弱がラリーに参加しました。

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上の写真は最初のチェックポイントである“鍋島藩窯公園”。街全体が隠れ里の雰囲気を醸し出しています。煙突が窯元の証ですね。このように、有田焼や伊万里焼といった「焼き物の街」をバックにヴィンテージカーが駆け巡る姿を見られるところが「ツール・ド・アリタ」の最大の楽しみといえます。沿道で応援するためのフラッグも用意されており、コース上には見学の地元民の姿が多くみられました。

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初日の最後は、カッパのミイラが所蔵されていることで有名な“松浦一酒造”。カッパを「河伯」と書くんですね。駐車場は珍しいクルマばかりということで、自然と人だかりが。シトロエンDSやフォード・エスコート、オペルGT、トヨタ2000GT、ロータス・エラなどが並びます。



2日目は長崎「ハウステンボス」からスタート

tda17_07 写真提供:ツール・ド・アリタ事務局

2日目は長崎県のハウステンボスからスタート。ハウステンボスが会場として選ばれるのは今回が初めてとのことですが、ヨーロッパの街並みが再現されたハウステンボスはクラシックカーとの相性抜群ですね。

tda17_08 写真提供:ツール・ド・アリタ事務局

ハウステンボスのある長崎県佐世保市も、波佐見焼(はさみやき)といわれる焼き物文化があります。有田や伊万里、佐世保を走るツール・ド・アリタが、焼き物の歴史とヴィンテージカーのラリーが融合したイベントであることがおわかりいただけるでしょう。参加車両もバリエーションに富んでいるので、クルマに詳しくない人でも楽しめます。

tda17_09 tda17_10 どちらも写真提供:ツール・ド・アリタ事務局

2014年からスタートした「ツール・ド・アリタ」。有田の街ではすっかり冬の風物詩となりました。参加者も全国からやってきており、地元・佐賀県有田の歴史的文化や風景を噛みしめるように走る参加者の姿が印象的です。「走るのも良し、見るのも良し」な、このラリーイベント、来年は現地で見られてはいかがでしょうか?

tda17_11 写真提供:ツール・ド・アリタ事務局

text by 赤坂太一+Bucket、photo by 赤坂太一、ツール・ド・アリタ事務局


<関連リンク>
Tour de Arita公式サイト
http://td-arita.com/
Tour de Arita Facebookページ
https://www.facebook.com/tourdearita/

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