【遠藤イヅルのいづるーむ】マセラティ カムシン

2017.08.16

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イラストレーター遠藤イヅル氏による名車・珍車紹介。

今回は「マセラティ カムシン」です。


デザインはベルトーネ(ガンディーニ)による。リアには後方視界確保のためのガラスパネルが設けられているのが特徴。イラストは1972年のトリノショーに展示されたプロトタイプ。リアフェンダーフレアがない。

V8DOHC・4.9ℓエンジンはフロントに搭載された。4キャブレターで320PSを発生、ウェッジシェイプの美しいボディを275km/hで走らせた。

当時親会社だったシトロエンの油圧システムがパワーステアリング、ブレーキ、クラッチなどに採用されたが、なんとリトラクタブルライトやシートの調整まで油圧で動かしていた。

マセラティが1973年から発売したイタリアンGT。前任のギブリと同じくFR、2+2レイアウトだった。1983年までに430台ほどが生産されたが、後継モデルは無い。1975年当時の日本での価格は1460万円。


illust & text by 遠藤イヅル
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