初の軽自動車は?やはりあのメーカーから!?

2015.11.16

出典:http://www.suzuki.co.jp/

 

 

今や、日本の自動車文化には欠かせない存在の「軽自動車」。日本初の軽自動車が、いつ、どのメーカーから、何という車名で販売されたか知っていますか?それが今回の問題です。

 

知っていた方、かなりの軽自動車通ですよ!

 

 

2級 (第2回)

1955年に登場した、日本初の“市販軽自動車”は次のうちどれですか?

①ダイハツ ハイゼット
②スズキ スズライト
③スバル 360
④スズキ セルボ

 

 

選択肢の中に有名なあの車がありますが、はたしてどうでしょうか?
早速正解と解説を見てみましょう。

 

 

バイクメーカーから4輪メーカーへの発展

 

1955年、スズキは「スズライト」を発表。これは、スズキ初の4輪自動車であり、日本初の「軽自動車」でもあります。

 

スズキは戦後、補助エンジン付き自転車を発売。その後、1954年にオートバイ「コレダ」を発売し、本格的に2輪事業に乗り出しました。スズライトは翌年のデビューなので、2輪事業もこれからという時期に4輪事業にも進出したのです。

 


その開発スピードも驚くほど速く、1954年にスズキは世界各国の小型乗用車を購入し研究を重ね、わずか半年で試作車を完成させてしまいました。そして、数々の耐久試験をクリアして、翌年の1955年には市販化を実現しています。

出典:http://www.suzuki-motor.ru/

 

 

エンジンは360cc空冷2気筒。駆動方式は前輪駆動で最高速度は85km/hと必要にして十分な性能が確保されていました。ボティタイプは登場当初、セダン、バン、ピックアップの3種がラインナップされていましたが、セダンとピックアップは売れ行きが悪く、バンのみとなりました。

 

これが後の「アルト」などでおなじみ、昭和50~60年代に軽自動車のボディ形状の主流だった、「ボンネットバン型」の元となりました。
 

 

正解は②スズキ スズライトでした。
戦後まもない頃の開発ストーリーは、夢や希望といったドラマを感じさせますね。

続いて他の選択肢の解説をご覧ください。

 

 

①ダイハツ ハイゼット

 

1960年に初代モデルが発表された、軽自動車のバン、トラック専用車。現在まで実に10代にわたる長寿モデル。


初代はボンネット付きバン、トラックでしたが、2代目以降は「キャブオーバー型」へ改め、現在の「軽トラ」の形の基礎をつくりました。

 

 

出典:http://www.npo-rjc.jp/

 

 

③スバル 360

 

1958年登場。発売当時、先進的なフルモノコックボディを採用するなど、各部品はそれぞれ専用設計がなされています。リアエンジン、リア駆動のRR方式。

 

また、VW Type-1を参考にした愛嬌のあるスタイルは、「カブトムシ」ならぬ「てんとう虫」と呼ばれて日本中に広く知られ、1960年代の軽自動車を代表する一台として認知されました。

 

 

出典:http://subaru-philosophy.jp/

 

 

④スズキ セルボ

 

1977年に初代モデルが登場。いままでの軽自動車規格360ccから550ccへ移行したモデル。リアエンジン、リア駆動でスタイルはクーペフォルム。軽のスペシャリティカー的雰囲気を醸し出していました。

 

1998年まで4代に渡り生産され、最終モデルには660cc4気筒ターボがラインナップされていました。

 

 

出典:http://www.suzuki-motor.ru/

 

 

現在の軽規格は?

 

現在の軽自動車規格は次の通り、

全長 3,400mm(3.40m)以下
全幅 1,480mm(1.48m)以下
全高 2,000mm(2.00m)以下
排気量660cc以下
定員 4名以下
貨物積載量 350kg以下
高速道路の制限速度 100km/h
 

 

出典:http://www.keikenkyo.or.jp/

 

 

この規格内にて各社スペースユーティリティに優れた車や、軽自動車とは思えないほど走りが楽しいスポーツカーなどを販売しています。逆にこの「縛り」があるからこそ、そこから素晴らしいアイディアが生まれるのかもしれません。