【ニュース】ほとんどが発売予定!? ジュネーブモーターショーに登場したスーパーカーを一気に紹介!

2017.04.13
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ジュネーブモーターショーは毎年、欧州の各メーカーから多くの高級車やスーパーカーが発表される一大イベント。今年も少し前に紹介したRUF・CTRを始め、多くのモデルが発表・展示されました。今回は、モーターショーの華ともいえるスーパーカーの数々を紹介します!

限定5台、イタルデザイン・ジウジアーロが提案する理想のスーパーカー!

イタリアの「イタルデザイン・ジウジアーロ」は、いすゞ・ジェミニやスバル・アルシオーネSVXといったクルマ好きの記憶に残る数々の名車を手がけてきたデザインスタジオ。ジュネーブモーターショーの直前、裕福なカーマニア向けの少生産ブランド「イタルデザイン・アウトモビリ・スペチアーレ」を設立し、このショーで初陣を飾る「ゼロ・ウノ」をワールドプレミア(世界初披露)しました。

041302まるでガンダムのようなフロントマスク。中心部から取り入れたエアをY字に流して強力なダウンフォースを得るYダクトが特徴

パワートレインには、イタルデザインと同じくフォルクスワーゲングループに属するランボルギーニのウラカンのもの(5.2L V10エンジン+AWDシステムなど)が用いられ、フルカーボン製のボディが被せられています。この軽量なカーボン製ボディは、極少生産だからこそ可能な思い切ったエアロデザインが採用されており、高速走行で素晴らしいパフォーマンスを発揮するそう。

041303筆者的にレースゲーム「リッジレーサー」に出てそうな雰囲気を感じた。今回のジュネーブモーターショーで筆者のNo.1

インテリアは、ウラカンの兄弟車にあたるアウディR8をベースに製作されているようです。このゼロ・ウノは、今年末までに5台が生産予定で、オーダーオプションにはサーキット専用のパッケージ「Corsa」が用意されています。


伝説のF1ドライバーが描いたクルマが現実世界とゲームに登場!

モータースポーツの最高峰であるF1やインディ500で輝かしい実績を残したエマーソン・フィッティパルディ氏が、イタリアのデザインスタジオ「ピニンファリーナ」とDTM(ドイツツーリングカー選手権)を始めとしたレース活動を支える「HWA社」の強力なサポートを受け、1台のスーパーカー「フィッティパルディ EF7 VGT by ピニンファリーナ」を発表しました。VGTとは「ビジョン・グランツーリスモ」の略。レーシングゲーム「グランツーリスモ」とコラボレーションしたクルマなのです。
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パワートレインは、HWA社の4.8L V8エンジン(600馬力)に6速シーケンシャルミッションの組み合わせ。それをカーボンモノコックのボディに収めています。フルオーダーメイドシステムを採用しており、値段や生産台数は明らかになっていませんが、オーナーになるとフィッティパルディ氏自らのドライビングレッスンを受けられる他、同氏が主宰するレーシングクラブで名だたるプロレーサーとの本格的なレースを体験できることが発表されています。

041305シンプルかつクラシカルでレーシーなコクピット。流石はピニンファリーナといったところ。

ちなみに、今年発売予定の「グランツーリスモ SPORT 」にも登場するそうで、こちらでは誰でもドライビングを楽しめますよ!


ポルシェの名門チューニングメーカーが完全復活

ゲンバラというポルシェのメインにしたチューニングメーカーをご存知ですしょうか? ゲンバラは先日、紹介したRUF社とは真逆で、見た目も中身を派手なクルマづくりが得意な会社です。過去には、日本にもショールームを構えていたいこと。2010年に破産、同年復活という苦難を乗り越えて、今回のショーでゲンバラらしい1台を世界初公開しました。ゲンバラ・アバランチェです。
06「アバランチェ」の名は、1980年代に991をベースにしたモデルに端を発する由緒ある名前

車名の意味は「雪崩」。他のスーパーカーを呑み込むような威圧感と圧倒的なスペックから、名付けられたもの。艶やかなダークパープルのワイドボディに、ジェット戦闘機を彷彿させるマフラーエンドと巨大リアウィングが特徴です。後ろにいたらすぐに譲ってしまう凄みがあります。
07アグレッシブなデザインのマフラーエンドは、ゲンバラコンプリートカー共通のデザイン

ベース車両はポルシェ・911ターボで、チューニングされたエンジンの最高出力は820馬力! でも、ベースモデルが持つ快適性は維持しているとか。このコンプリートカーのお値段は、約39万ユーロ(4,600万円)だそうです。

名門レーシングファクトリーと共同開発したシンガポール初のスーパーカー

シンガポールは、非常に環境対策に力を入れている国家です。そのため、スーパーカーを始めとした輸入車を購入するには、購入権利と高い関税を支払う必要があります。そんな環境下でスーパーカーを手に入れるのは、夢のまた夢。しかし、同国の「Vanda electrics」は、その問題を解決するため、F1でお馴染みのウイリアムズとタッグを組んで、EVスーパーカー「Dendrobium」を公開しました。
08ウイリアムズは、市販化にはいたらなかったものの、過去にジャガーのハイブリッド・スーパーカー「C-X75」を開発している

パワーは1000馬力相当。カーボン製の軽量車体はたったの2.7秒で100km/hまで加速し、最高速は320km/hに達します。鋭角なフロントデザインと、リアフェンダーとウイングが一体となっているブレーキランプが独創的です。2020年の発売を目指して開発が進められています。

09どこかクラシカルな幾何学的なインテリア。センターメーターモニターの左右のモニターがサイドミラーカメラの映像になる

1500馬力、400km/hオーバーのスウェーデン発のスーパーカーがついに納車へ

日本の自動車メディアでもここ最近見かけることが多くなったスウェーデンの自動車メーカー「ケーニグセグ」。1台1台、すべてハンドメイドで自社生産されるクルマは、とてつもない性能を秘めています。昨年の同ショーで新設計のモンスターマシン「レゲーラ」の生産モデルが発表され、そして今年ようやく2台の納車モデルが公開されました。
10カーボンの織り目が見えるボディ。内装にはApple Carplayに対応したマルチメディアシステムをはじめとした快適装備も。

パワートレインは、3基の電気モーターに自社開発5.0L V8ツインターボエンジンを組み合わせ、1500馬力を発揮。KDD(ケーニグセグ・ダイレクト・ドライブ)という1段ギアシステムが採用され、0-400km/h加速(0-400mではない)、20秒以下という途方もない加速性能を秘めています。
11フロントエンブレムにはCCDカメラが埋め込まれている。5年後にはさらにハードなモデルが誕生しているかも?

ケーニグセグ・レゲーラの生産台数は、限定80台。まだ注文は受け付けているみたいですが、納車まで5年は待たなければならないそうです。

ジュネーブモーターショー2017で公開されたスーパーカーの数々は、どのクルマも性能はまるでゲームや映画に出てくるような途方もないものですが、どれもこれから市販、もしくは顧客に納車される市販車なのです。その値段は数千万円~数億円にも登りますが、どれもメーカーが持ち得る技術を駆使したチャレンジングなもの。高価ではあっても、「高すぎる」ということはないでしょう。今後も、あっと驚くようなクルマが誕生し続けてほしいですね。

text&photo by クリハラ ジュン+Bucket

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