【新車情報】日産「NV150AD」のOEMモデル「ランサーカーゴ」「ファミリアバン」が一部改良でより安全に!

2017.02.17
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三菱「ランサーカーゴ」とマツダ「ファミリアバン」の一部改良型が、同時に発表されました。この2車は、ともに日産「NV150AD」のOEM供給モデル。昨年11月に登場したNV150ADに準じた改良が、OEMにより販売される2車にも実施されたのです。






エマージェンシーブレーキや車線逸脱防止警報の装備で安全性をアップ

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日産・NV150 AD(2016年)


上のブルーのクルマが、日産で販売されるNV150 AD。2016年11月、それまでの「ADバン/ADエキスパート」という名称から、「NV350キャラバン」を始めとする近年の日産商用車の命名規則に従って、「NV150 AD」となりました。「NV」は「日産 バン」の意味。

エクステリアでは、フロントバンパーが一新されノートやエクストレイルなどと共通の「Vモーショングリル」になったと同時に、歩行者検知可能な「エマージェンシーブレーキ」、「LDW(車線逸脱防止警報)」、「VDC(ビークルダイナミクスコントロール)」を主要グレードに標準装備し、安全性が高められました。グローブボックスやカップホルダーの使い勝手を高めたことも、従来からの変更点。ビジネスカーらしい改良ですね。
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2月9日に発表されたランサーカーゴとファミリアバンの一部改良の内容も、NV150 ADと同じです。なお、これまで各車で少しずつフロントグリル周りのデザインが異なりましたが、NV150 ADとランサーカーゴはエンブレムのみの違いとなりました。
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三菱・ランサーカーゴ(2017年)

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マツダ・ファミリアバン(2017年)







日産車のOEM供給はいつから行われていた?

ホンダ・パートナーの生産が終了した今、ステーションワゴンスタイルの商用バンは、トヨタ「プロボックス/サクシード」と、日産・NV150 ADとそのOEMモデルのみとなりました。商用車の世界は価格やコストにシビアですから、ホンダは生産を終了。三菱とトヨタは日産からOEM供給を受ける道を選んだわけです。

三菱が日産からADバンの供給を受けるようになったのは、2008年から。それまでは、ランサーセディアワゴンをベースとした商用バンを販売していましたが、ベース車両の生産終了にともない、日産からのOEMモデルとなりました。
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三菱・ランサーカーゴ(2005年)


もう一方のマツダ・ファミリアバンはというと、1994年から日産・ADバンのOEMモデルとなっています。短期間のみでしたが、ADバンのワゴンモデル「ウイングロード」を「ファミリアワゴン」として販売していた時期もありました。
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マツダ・ファミリアバン(2002年)






マツダ・ボンゴは日産へ、日産・NV200 バネットは三菱へ

日産、三菱、マツダ間で供給されているのは、NV150 ADだけではありません。マツダが生産する「ボンゴバン/トラック」が、日産「バネットバン/トラック」として販売されていますし、過去には三菱「デリカバン/トラック」として販売されていたこともありました。また、日産「NV200 バネット」が現在、三菱「デリカバン」「デリカD:3(ワゴン)」として販売されています。日本では乗用車のOEM供給があまりありませんが、こと商用車に関しては各社が融通しあっているわけですね。


<関連リンク>
日産・NV150 AD
http://www.nissan.co.jp/NV150AD/
三菱・ランサーカーゴ
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/lancer_cargo/
マツダ・ファミリアバン
http://www.mazda.co.jp/cars/familia-van/

<関連記事>
2017年1月に登場した新型車まとめ
http://kurutopi.jp/article/3918

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http://kurutopi.jp/article/3768


text by 木谷宗義+Bucket
画像提供:日産自動車、マツダ、三菱自動車工業

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